豪住宅価格、9月1.1%下落 株安と利上げ懸念強まる

  • オーストラリアの住宅価格は6カ月連続で下落し、S&P/ASX 200も幅広い景気懸念を背景に下落した。
  • 住宅価格は9月に1.1%下落し、主要株価指数は119ポイント(1.4%)下落して8669となった。
  • 金利を巡る不確実性や販売件数、製造業活動の低迷が市場心理を圧迫し、住宅価格は全国で10~15%下落するとの予測が示されている。

オーストラリアの住宅価格は9月に1.1%下落し、全国の下落は6カ月連続となった。一方、S&P/ASX 200は10月初旬の取引で119ポイント(1.4%)下落し、8669となった。住宅価格はピークを5.2%下回り、前年同月比では横ばいだった。シドニーは9月に1.4%下落し、2月のピークを9%近く下回った。直近3カ月の販売件数は前年同期比19%減少し、在庫が増加する一方で投資家需要は弱まった。製造業活動は21カ月ぶりの速いペースで縮小したほか、エネルギー・鉱物、金融、ヘルスケア、物流関連株が市場下落を主導した。オーストラリア準備銀行(RBA)は今年、政策金利を4回引き上げ、4.6%とした。ただ、ミシェル・ブロック総裁は9月の利上げが最後になる可能性を示した。報道によると、同行は必要であれば追加利上げを実施する用意も維持していた。エコノミストは住宅価格がピークから底までに10%下落すると予想している。AMPは、住宅価格が10~15%下落した後、2027~28年に小幅な回復に転じると予測している。

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