米CFTC、予測市場規則案2件を提出 イベント契約をスワップ分類へ

  • CFTC、予測市場に関する規則案2件をホワイトハウスの規制審査部局に提出
  • 一方の規則案はイベント契約をスワップと定義し、もう一方はカジノ型賭博商品を除外
  • 第6巡回区と第8巡回区は、Kalshiのスポーツ契約を州の賭博制度の対象と判断

米商品先物取引委員会(CFTC)は、予測市場に関する規則案2件をホワイトハウス情報・規制問題局に提出した。イベント契約をスワップに分類する一方、カジノ型賭博商品を管轄対象から除外する内容である。これにより、スポーツ関連商品を含む大半の予測市場契約は州の賭博法ではなく、連邦デリバティブ規制の監督下にあるとのCFTCの主張が強まることになる。 提出は、連邦控訴裁判所がKalshiのスポーツ関連契約を巡り相反する判断を示す中で行われた。第6巡回区と第8巡回区は、こうした契約はスワップに該当せず、州の賭博制度の下に置かれると判断した一方、第3巡回区はCFTCの管轄権を支持した。オハイオ州とテネシー州はスポーツ賭博法に基づきKalshiへの執行措置を進めており、ニュージャージー州司法長官のジェニファー・ダベンポート氏は、最高裁にこの紛争を審理するよう求めている。 カジノ型商品に関する規則案は暫定最終規則であり、承認・公表されれば、パブリックコメントが続く中でも発効する可能性がある。CFTCではマイク・セリグ委員長が唯一の委員を務めており、トランプ大統領が空席を補充しなかったため、他の委員がいない状態で規制上の決定を実行している。今回の規則案は、CFTCがホワイトハウスに提出した仮想通貨関連の案件に続くもので、10月初旬にクラリティ法案が上院の手続き上の採決で否決された後、連邦政府が単独で規則制定を進める動きが速まっていることを示している。

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