SNAP改定、数百万人が給付失う 州への費用転嫁拡大

  • OBBBAはSNAPの就労要件と受給資格を厳格化する一方、制度費用の大部分を州へ移した。
  • 約570万人の米国人がSNAP給付を失い、受給者数は6月までに4200万人から3600万人へ減少した。
  • 州は2025年10月1日から事務費の75%を負担し、2027年10月以降は誤り率に応じて給付費も負担する可能性がある。

トランプ大統領が2025年7月4日に署名した「大きく美しい一つの法案(OBBBA)」により、補助的栄養支援プログラム(SNAP)の受給資格が厳格化され、費用の負担が連邦政府から州へ移された。食品研究・行動センター(FRAC)は、法成立以降、約570万人の米国人が給付を失ったと推計している。受給者数は6月までに4200万人から3600万人へ減少し、その大半は法案署名後の減少であった。2025年10月1日から、州のSNAP事務費負担率は50%から75%に引き上げられ、5年間で連邦政府の支出は推定169億ドル減少する。2027年10月以降は、誤り率が6%以上の州が給付額の最大15%を負担する可能性もある。法改正では、18~64歳の大半の受給者に対し、月80時間の就労またはボランティア活動を義務付けるほか、子どもを養育する親への免除対象を18歳未満から14歳未満へと狭め、少数の非市民については受給資格を廃止する。受給者や飢餓対策団体、政策アナリストは、食費や家計費が高止まりするなか、こうした変更が混乱や処理滞留、困窮を生んでいると警告している。

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