Upholdは、アプリ内のVaultウォレットで保有するXRP、ビットコイン(BTC)、ヘデラ(HBAR)について、顧客が受益者を指定できる月額19.99ドルの機能「Vault Inheritance」を導入した。補助付きセルフカストディの仕組みでは、ユーザーによる資産管理に加え、取引の承認に必要な認証情報である暗号鍵の再発行を企業が支援する。米国の加入者には30日間の無料トライアルを提供する。顧客が死亡した場合、Upholdは法的書類を確認して相続請求を承認し、保有資産を受益者のウォレットに移転する。受益者は承認前に資産を利用できない。顧客はダッシュボードから受益者を招待・変更でき、指定された受取人はデジタル通貨の利用経験を持っている必要がない。現在のVault顧客には、2026年12月31日以降、改定後の料金が適用される。暗号資産を相続しても、相続人が秘密鍵や復元情報を持っていなければアクセスできないままになるリスクに対応するサービスである。Upholdによると、約400万BTC(約3310億ドル相当)が利用不能になっている可能性がある。Riverは、157万BTCが永久に失われ、その98%が2020年以前に発生したと推計している。Uphold Vaultは2023年12月にXRP対応で開始し、2024年4月にビットコインを追加した。同社が2026年9月28日に公開した「$XRP in a Vault」の予告は、別のXRP商品ではなく、この相続機能を指していた。