ドアダッシュは、商用ドローン配送サービス「DoorDash Air」向けに6発プロペラの機体を披露した。配送の調整に必要な地上インフラとソフトウエアを先に開発したうえでの展開である。自律型歩道配送ロボット「Dot」を手掛けた研究開発チーム「DoorDash Labs」が、サービスと、配送を調整するソフトウエア「Autonomous Delivery Platform(ADP)」を開発した。ADPはスマートルーティングを採用し、天候や飛行距離、地上交通などを考慮して、空輸に適した注文を判断する。ドアダッシュによると、同社は加盟店と顧客の13年分の注文データを基にシステムを設計しており、通常の荷物の重量や配送距離も含まれる。同社はこれまでに、50万店を超えるレストランが配送マーケットプレイスを利用していると明らかにしている。ドアダッシュは7月、米連邦航空局(FAA)からPart 135航空運送事業者認証を取得した後、ドローン事業を発表した。この認証により、米国で商用ドローン配送サービスを運営できる。機体はアームの先端に低速回転するプロペラ6基を搭載し、荷物の回収、運搬、降下に使うウインチを備える。初期の試験配送は北カリフォルニアで、Chipotle、Popeyes Louisiana Kitchen、Momo N Curryの3社と実施する計画である。