米FRBのクック理事、労働市場を損なわずインフレ抑制へ

  • クック理事は、労働市場の力強さを維持しながらインフレを抑制する決意を改めて示した。
  • 水曜日に公表された統計によると、8月のインフレ率は予想を下回る伸びとなった。
  • ウィリアムズ総裁は、今月の利上げから間もない時期に追加利上げを急ぐ必要はないとの認識を示した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事は、インフレ率が長期間にわたり高すぎる水準にあると述べ、労働市場の力強さを維持しながら、インフレ率を中央銀行の目標に戻す決意を改めて示した。ノースカロライナ州アッシュビルで開かれた、米農村部への投資をテーマとする米リッチモンド地区連銀のカンファレンスで発言したクック氏は、金融政策については短く触れただけで、直近のインフレ統計には言及しなかった。8月のインフレ率は予想を下回る伸びとなり、トレーダーは現在、米連邦準備制度が10月の会合で利上げを見送ると予想している。特に、今月の政策金利の0.25ポイント引き上げから間もない時期に、ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁が、近く追加利上げを急ぐ必要はないとの認識を示したことが背景にある。クック氏は発言の大半を農村経済に割き、農村部ではインフレ率が全国より高くなる傾向がある一方、労働力人口比率は低いと述べた。

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