米国の軽油価格が過去最高の1ガロン当たり6.53ドルに達するなか、ホワイトハウスは、通常はオフロード用に使われる免税燃料、着色軽油の販売拡大を検討している。米国とイランの対立に関連した供給混乱や、ウクライナによるロシアの製油所への攻撃、世界の在庫減少が価格を押し上げた。政権は、軽油の一律輸出禁止や精製業者による自主的な輸出制限、11月の中間選挙前に欧州連合(EU)が緊急軽油備蓄を放出するよう求めることも検討している。着色軽油は高速道路用軽油と化学的にはほぼ同一だが、赤色の識別剤によって道路用燃料税が支払われていないことが分かる。アナリストによると、利用対象を拡大しても国内生産は増えず、卸売価格も変わらない一方、主に税収が減少する。