日銀短観、製造業景況感が8年超ぶり高水準 10月利上げ観測後退で円安

  • 日銀短観で大企業製造業の景況感は前回の+22から+24に上昇し、8年余りぶりの高水準となった。
  • 円は0.5%下落して1ドル=158.21円となり、10月利上げの確率は20%未満に低下した。一方、12月の利上げは引き続き完全に織り込まれた。
  • 日銀の政策金利は6月と9月の利上げ後、1.25%となっており、10年物国債利回りは3.085%に達した。

日銀が10月1日に公表した短観では、大企業製造業の景況感が前回の+22から+24に上昇した。6四半期連続の改善で、8年余りぶりの高水準となった。エネルギーコストの上昇や、日本の石油輸入ルートの混乱があったにもかかわらず、改善した。大企業非製造業の景況感は+37から+35に低下した。市場では日銀の9月政策要旨が10月の利上げを後押しするほどタカ派的ではないと受け止められ、円はドルに対して0.5%下落し、1ドル=158.21円となった。スワップが織り込む利上げ確率は30%超から20%未満に低下したが、12月の利上げは完全に織り込まれた。日銀は6月と9月の2回にわたり政策金利を1.25%まで引き上げており、10年物国債利回りは3.085%に達した。

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