生鮮食品を除く9月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇し、8月の1.8%から伸びが加速した。市場予想中央値の2.4%も上回り、日銀の2%目標を上回るのは1月以来初めてとなった。生鮮食品と燃料を除く指数は3.0%上昇し、サービス価格の上昇率も2.3%へ加速した。今回のデータは、日銀が9月に政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、1.25%とした後、追加利上げへの圧力を強めるものである。9月会合の主な意見では、インフレ率が目標を上回り過ぎるのを防ぐことに政策委員の関心が高まっていることが示され、年内の追加利上げにも言及した。ただ、実施時期については明確な手掛かりに乏しかった。2日午前の東京市場では、円は前日の午後5時時点から約20銭上昇し、午前10時時点のドルは158円14~15銭と23銭のドル安・円高、ユーロは177円65~67銭だった。もっとも、円は日米金利差の拡大を背景に、なお下落しやすい状況にある。