SBIホールディングスは2026年10月1日、ビットバンクを467億円で買収する手続きを完了し、日本の仮想通貨取引所を完全子会社化した。複数段階にわたる取引では、SBIの子会社SBICAH GKが個人株主から株式を取得したほか、第三者割当増資でビットバンクの新株を引き受け、ビットバンクがMIXIとCeresの保有株を買い戻すことも可能にした。SBIによると、4月30日時点の合算値ではカストディ資産が約1兆1000億円、暗号資産口座数が約292万口座となり、カストディ資産で国内事業者の首位に立った。ビットバンクは、プラットフォームと顧客向けサービスに変更はないとしている。SBI VCトレードの代表取締役社長である近藤智彦氏はビットバンクの取締役に就任し、一方、ビットバンクの代表取締役社長兼CEOである廣末紀之氏はSBI VCトレードの社外取締役に就任する予定である。今回の買収により、SBIは地域でのデジタル資産事業の拡大をさらに進める。同社はシンガポール拠点のコインハコの株式過半数を保有するほか、Startaleと開発した円連動型ステーブルコインJPYSCや、リップルのRLUSDの日本での取り扱いも手掛けている。