フレア、機関投資家データを非公開処理する「FCC」をSongbirdで稼働

  • フレアはSongbird上でFlare Confidential Computeを稼働させ、スマートコントラクトによる機関投資家の非公開データの検証を可能にした。
  • ヘックストラストのUSDXアプリケーションは、公開・制限付きの現金準備と供給量を比較し、1対1以上の裏付けを検証する。
  • FCCは基となる記録を公開せずに署名付きの結論を返す。Songbirdでの提供に続き、Flareにも別途展開される予定である。

フレアはSongbird上で「Flare Confidential Compute(FCC)」を稼働させた。スマートコントラクトは、基となる情報をオンチェーンに公開せず、機密性の高い機関投資家データを利用できる。FCCは、信頼実行環境(TEE)内で非公開の入力データを処理し、スマートコントラクトが独自に検証できる署名付きの結果を返す。初の実稼働アプリケーションは、ヘックストラストのステーブルコイン「USDX」である。公開情報と制限付きの現金準備データを組み合わせ、準備金総額とUSDXの供給量を比較することで、トークンが1対1以上で裏付けられているかを確認する。この仕組みは、トークン化ファンドの純資産価値(NAV)計算、非公開担保の検証、信用・コンプライアンス審査など、ほかの機密性を要する機関投資家向け用途にも対応する設計である。FCCは当初、フレアのカナリアネットワークであるSongbirdで利用可能となり、別途Flareにも展開される予定である。

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