BYDは9月、世界で46万3561台を販売し、2026年の月間販売台数として過去最高を記録した。ただ、中国の自動車市場で需要が弱まるなか、前年同月比の伸びは17%に鈍化した。販売台数の伸び率は8月が18%、7月が22%だった。海外向け乗用車・ピックアップトラックの出荷台数は153.9%増の17万9877台に急増し、月間総販売台数の4割弱を占めた。BYDの2026年1〜9月の販売台数は計313万1576台で、このうち海外出荷は133万7831台だった。ただ、累計販売台数は2025年の同期間を4%下回り、通期目標の500万〜550万台には大きく届かない状況である。政府による電気自動車(EV)購入支援策の縮小、不動産不況の長期化、競争激化が需要を圧迫し、国内販売は減少が続いた。BYDは海外展開を収益の支えとしており、第2四半期の純利益は30%増の82億元(12.2億ドル)となった。上半期の輸出台数も71%増の79万台超に伸びた。同社は欧州の生産体制を拡大しており、2027年の海外出荷目標を250万台超に設定している。