コルテバ、Vylorへの種子・遺伝子事業スピンオフ完了 株価急落で時価総額420億ドル超消失

  • コルテバは種子・遺伝子事業を分離上場するVylor Inc.への移管を完了した。
  • コルテバ株は83%下落したと報じられ、時価総額420億ドル超が失われた。
  • カリフォルニア州による分離阻止の試みは、控訴裁判所とサウスカロライナ地区連邦地方裁判所の判断を受けて退けられた。

コルテバは2026年10月1日、種子・遺伝子事業を分離上場するVylorに移すスピンオフを完了し、農薬事業に集中する体制となった。新たな報道によると、コルテバ株は木曜日に83%下落して過去最安値を付け、時価総額420億ドル超を失った。一方、既存の市場データでは、寄り前取引で81.35%下落し14.48ドルとなっていた。両者の乖離は、報告時点や測定方法の違いによる可能性が高いが、いずれの数字も、Vylorの価値がコルテバから機械的に移転したことを示すものであり、株主の富が同額消失したことを意味するものではない。9月24日時点の株主にはVylor株が付与され、コルテバ株も引き続き保有する形となった。今回の分離は、連邦控訴裁判所とサウスカロライナ地区連邦地方裁判所が、阻止を求めたカリフォルニア州の申し立てを退けた後に実施された。カリフォルニア州は、この取引がコルテバを過去のPFAS環境債務から守ることを目的とした詐害的な資産移転だと主張していた。コルテバに残る事業の従業員は9000人近く、約110カ国の顧客にサービスを提供しており、農薬開発パイプラインは110億ドル規模である。Vylorは同時に、2030年満期債434.841百万ドル、2032年満期債476.214百万ドル、2033年満期債527.584百万ドルを対象とする債務交換も完了した。

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