Lloyds Banking Groupは、米ドル連動型ステーブルコインのUSDCを使い、Visaとの実際の決済債務75万ドルを決済する7日間の実運用試験を完了した。Lloydsは英規制下のデジタル資産取引所Archaxを通じてUSDCを購入し、ジャージー島のCorporate Markets部門を通じて取引を計上したうえで、複数回に分けて米国のVisaへ資金を送金した。Visaは週末を含め、1時間以内に資金を受け取った。顧客がステーブルコインを保有したり、別途ウォレットを作成したりする必要はなかった。試験では、Lloydsの非公開Cantonブロックチェーン環境と、Visaが利用する別の公開ブロックチェーンとの相互運用性を検証するとともに、決済速度、透明性、業務の可視性、流動性管理における潜在的な利点を調べた。Lloydsはこの実験について、決済規模が約1億2000万円に相当すると説明したが、公開されている情報からは、この金額とVisaが別途報告した75万ドル相当のUSDCとの整合性は確認できない。Visaによると、2026会計年度の年初来で、ステーブルコインに連動したカード取引量の約17%を企業・商業プログラムが占めており、同社はこうしたプログラムを160件超支援している。