米国の非農業部門雇用者数は、9月に9万人増加すると予想されている。8月の16万2000人増から伸びが鈍化する一方、失業率は3カ月連続で4.1%にとどまる見通しである。エコノミストは、8月の当初発表で強い伸びを示した雇用者数について、季節調整の影響を理由に下方修正されると予想している。賃金上昇率は、8月の3.1%から前年同月比3.2%に加速する見通しだが、エコノミストは労働市場に起因するインフレを示す水準ではないとしている。データセンターや人工知能(AI)関連インフラへの投資を背景に、建設業と製造業の雇用は引き続き支えられるとみられる。一方、レジャー・接客業や地方政府の教育関連での雇用増は鈍化する見通しである。米連邦準備制度は先月、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、3.75~4.00%とした。利上げは3年ぶりで、市場が織り込む10月27~28日の会合での追加利上げ確率はおよそ28%となっている。