AIスタートアップのPhotonは、単独のモバイルアプリではなくメッセージングサービスを通じて動作するエージェント(ユーザーに代わって作業を行うソフトウェア)向けツールの開発に向け、450万ドルのシードラウンドを調達した。同社によると、開発者の登録数は4万人を超え、売上高は4カ月で10倍に増加。解約率は3%未満で、メッセージング量は過去1カ月で5倍になった。Photonは9月17日、サンフランシスコの教会でモバイルアプリの葬儀を冗談めかして開き、自社の構想を示した。共同創業者兼CEOのダニエル・ティアン氏が主催した開発者向けイベントでは、Vercel、Stripe、OpenAIのパネルディスカッションが行われ、アプリアイコンが描かれた本物の棺も登場した。Photonは、iMessage、WhatsApp、Telegram、SMSまたはRCS、電子メール、音声をまたいで動作するエージェント向けに、統合API(アプリケーションを接続するソフトウェアインターフェース)、チャネル・フレームワーク、コマンドライン・インターフェース、可観測性スイートを提供している。同社のホスティング型プラットフォームは、99.95%の稼働率、SOC 2 Type II、HIPAAへの準拠を提供する一方、オープンソース版がなお利用の98%を占めている。シードラウンドの投資家には、Gradient、A*、Vercel、HongShan、Z Fellows、Llama Ventures、Karmanのほか、エンジェル投資家が名を連ねた。ティアン氏は、ホスティング型製品とオープンソース製品を合わせると数百万人のエンドユーザーに届いていると推定し、将来はエージェント同士が意思疎通して人々の作業を完了させるようになるとみている。