ドージコインのアプリケーション層であるドージOSは、ゼロ知識ロールアップ(計算を効率的に証明するスケーリングシステム)を基盤とする公開テストネットを開始し、同ネットワーク上でEVM互換のスマートコントラクト(イーサリアム型のプログラム可能なアプリケーション)に対応する。取引手数料にはDOGEを使用し、アプリケーションとしては、ドージコイン上で状態が確定する取引、レンディング、ステーブルコイン、予測市場、ゲームなどが想定されている。ネットワークは現時点で、トラステッド・エグゼキューション・エンバイロメント(TEE)、バリデータ、許可型シーケンサーに依存している。ドージコイン自体はまだロールアップのゼロ知識証明を検証しておらず、ブリッジの状態遷移には有効な証明、バリデータの過半数による署名、TEE署名者が必要となる。提案されているドージコイン・コアのアップグレードが実装されれば、将来的にマイナーが実行証明を直接検証できる可能性があるが、まだ実装されていない。今回の開始により、開発者はアプリケーションのテストに利用できる稼働環境を得た。メインネットの時期は、さらなる開発上の節目を迎えた後に発表される予定である。MyDogeを手掛けるチームは、2025年5月にポリチェーン・キャピタルが主導したラウンドで690万ドルを調達し、その後、提案されているコアのアップグレードを提出した。記事掲載時点でDOGEは約$0.094で取引され、過去1年間で60%下落していた。