ニュージーランドの建設業界は、建築許可額の増加、金利低下、運輸・エネルギー・住宅・産業分野への継続的な投資を背景に、2026年に実質ベースで3.4%拡大すると予測されている。ニュージーランド統計局のデータによると、建築許可額は2026年2月に前年同月比10.3%増加した。1月は6.6%増、2025年12月は18%増だった。2026年1〜2月の伸び率は8.6%となり、2025年の3%を上回った。市場は2027〜2030年に年平均4.7%成長すると予測されており、運輸、産業、再生可能エネルギー、水道、公益事業への投資が下支えする見通しである。道路インフラ向けに110億NZドルを配分する国家陸上交通プログラム、オークランド空港の66億NZドル規模のターミナル統合プロジェクト、コンタクト・エナジーが再生可能エネルギー事業向けに計画する5億2500万NZドルのエクイティ調達などが、注目される開発案件として挙げられている。政府によるプロジェクト承認の迅速化に向けた取り組みは、鉱業および関連インフラへの投資も拡大させる可能性があり、2035年までに鉱物輸出収入を30億NZドルとする目標が掲げられている。