国際金融協会(IIF)が9月23日に公表した「世界債務モニター」によると、世界債務は過去最高の365兆ドルに達し、6カ月で10兆ドル増加した。増加を主導したのは新興国の借り入れ、AIインフラ投資、軍事支出で、新興国の債務は6兆5000億ドル増の110兆ドルとなり、中国がけん引した。別途、米サンフランシスコ連銀が2026年9月28日に公表した「Economic Letter」は、ステーブルコイン発行体が2021年から2026年半ばにかけて、米国債保有を約2000億ドル増やし、中国の減少分の40%超を相殺したと明らかにした。発行体は2023年以降、日本を上回る量の短期国債を購入している。研究者らは、現在の成長が続けば需要は2030年末までにおよそ4000億ドルに達する可能性があると予測したが、この数字は保証ではないと強調した。ビットワイズのマット・ホーガンCIOは別途、ステーブルコイン市場ははるかに力強い成長を遂げる見込みだと述べ、投機的な投資対象としてのビットコインよりも、ステーブルコインとトークン化に対する機関投資家の関心が高まっていると報告した。