テマセクは、大手テクノロジー企業による人工知能(AI)インフラへの巨額支出を懸念していない。AIの導入が拡大するなか、関係企業は投資によってリスク調整後のリターンを生み出せると考えているためだ。テマセクの北米責任者ジェーン・アサートン氏が、ボストンで開かれたロイター・インベストメントUSAのイベントで明らかにした。アナリストは、ハイパースケーラーの設備投資が主に半導体とデータセンター向けに、2027年までに1兆ドルを超えると予測している。アンスロピックとオープンAIに出資するテマセクは、約4000億ドルのポートフォリオに占めるAI関連投資の割合を、現在の約6%から今後5年間で最大15%に引き上げる計画である。アサートン氏は、政府とテクノロジー開発企業がAIの安全性にも対応する必要があると述べた。