ビットコインは米国株に対する相対的な強さを取り戻している。Glassnodeによると、S&P500を上回った取引日の割合は、6月に約20%まで低下した後、50%超に回復した。6月の水準は6年ぶりの低さだった。6月の数値は同月の日次リターンを測定したものだが、既存の3カ月間の取引日ベースの指標も8月半ばに37.8%まで低下し、同じく6年ぶりの低水準とされた。ビットコインはその後、9月に約7%上昇した一方、S&P500は0%から0.3%の範囲で推移し、金は6%超下落した。8月半ば以降、ビットコインの時価総額は約36%増加したのに対し、S&P500の上昇率は0.8%だった。ビットコインは9月に3週連続で同指数を上回った。Santimentによると、ビットコインとS&P500の260日相関は2015年以来の低水準にあった。8月半ばに売却していた小口保有者は市場に戻り、米国の現物ビットコインETFでは9月に強い純流入を記録する日が複数あった。ビットコインが回復する中で株価が横ばいとなるなか、最新データは幅広いリスク資産の上昇というより、ビットコイン固有の買い需要を示唆している。投資家は、ビットコインの勝率が50%超を維持するか、株式との歴史的な低相関が続くかを注視することになる。