米連邦準備制度(FRB)のフィリップ・ジェファーソン副議長は、インフレが長期にわたり高止まりしており、定着する可能性もあるため、追加利上げが適切かどうかを判断する前に経済指標を見極める必要があると述べた。米国の経済活動と労働市場は引き続き堅調だとした一方、エネルギー価格や急速なAI投資の伸び、関税が経済見通しに影響を及ぼしていると指摘した。ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁も、インフレ抑制のため追加利上げが必要になる可能性があると述べた。ただ、10月会合で利上げするかどうかについては、強い見解を持っていないとした。カシュカリ氏の見通しでは、今年25ベーシスポイントの利上げを実施し、2027年にも追加で利上げする。予想を上回る成長と根強いインフレにより、政策金利が現在の市場予想を上回る可能性があると述べた。一方、最近の市場変動がシステミックリスクをもたらすことはなく、米国債市場は金利見通しの織り込み直しを吸収しているとの認識を示した。