トランプ大統領、FRB理事3人の解任検討 訴訟で実現に壁

  • トランプ大統領はジェローム・パウエル氏、リサ・クック氏、マイケル・バー氏の解任を検討している。
  • FRB本部の改修費は想定を約10億ドル上回った。
  • クック氏には正式な通知が届いたが、正当な理由が存在するかどうかは裁判所がなお判断する必要がある。

トランプ大統領は、米連邦準備制度理事会(FRB)の元議長ジェローム・パウエル氏、理事のリサ・クック氏、元副議長のマイケル・バー氏の解任を求めるかどうか検討している。背景には、監察総監の報告書が、FRB本部の改修費が約10億ドル追加で膨らんだ原因として、組織・管理上の機能不全を挙げたことがある。ただし、報告書は刑事事件として送致する根拠や行政上の不正行為を認定していない。トランプ大統領はパウエル氏に辞任を求め、司法長官のトッド・ブランシュ氏に報告内容の検証を指示した。最近の裁判所の判断により、解任は難しくなる可能性がある。米最高裁はクック氏について、 आरोप内容の通知と反論の機会を与える必要があると判断しており、今後の訴訟では、十分な正当理由が存在するかどうかも争点となる。パウエル氏は2028年1月まで理事を務める。一方、バー氏については、2023年にシリコンバレー銀行が破綻する前のFRBによる監督が別途調査対象となっている。

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