Upholdは9月29日、支援型自己管理ウォレット「Vault」で、Vault Inheritanceの提供を開始したと発表した。顧客はビットコイン(BTC)、XRP、ヘデラ(HBAR)の保有資産について受取人を指定できる。同社によると、所有者の死亡や秘密鍵の紛失により、相続人が暗号学的な管理権限なしには資産を移動できず、約400万BTC、金額にしておよそ3310億ドル相当がウォレット内に取り残されている。所有者の存命中、受取人はアクセスできず、Upholdのコンプライアンスチームが法的書類を確認した後、受取人のUpholdウォレットに保有資産を移管する。サービス料金は月額19.99ドルで、米国のユーザーには30日間の無料トライアルを提供する。既存のVault顧客には、2026年12月31日以降に新プランが反映される。今回のサービス開始は、Kresusが7月に別の仮想通貨相続サービスを導入したことに続くもので、ウォレット事業者が自己管理に伴う相続計画上の課題への対応を進める中での動きとなる。