パキスタン当局が、収監中の元首相イムラン・カーン氏の支持者によるイスラマバード入りを阻止する準備を進めたことで、国内の貨物輸送が混乱している。トラック運転手が警察に車両を接収され、道路封鎖に使われることを懸念しているため、首都から1400キロ(870マイル)離れたカラチに輸送コンテナが積み上がっている。当局は9月、2000台超の車両を徴用し、多くの車両が貨物を積んだまま数日間拘束されたうえ、補償はほとんど、または全く支払われなかった。混乱はイスラマバード、ラワルピンディ、ジェラム、ペシャワール、アトックに向かうルートに及んでおり、一部の運送業者はグジュランワラ以北への輸送を停止するか、別の道路を利用している。運送業者はさらに、コンテナ1個当たり1日3万〜4万ルピー(110〜150ドル)のデマレージ(コンテナの利用遅延に伴う料金)を負担しているほか、納品の遅れやトラックの遊休にも直面している。こうした措置は、カーン氏の釈放を求める同氏の政党、パキスタン正義運動(PTI)が10月4日に計画する行進に先立つものだ。カーン氏の有罪判決は大半が執行停止または破棄されており、上訴が係属中だが、同党は引き続き当局の監視下にある。運送業者の代表者は解決策を求めており、苦情が解消されなければ独自の抗議活動を行う可能性があるとしている。