米雇用主が9月に追加した雇用者数は2万9000人で、エコノミスト予想の9万人を下回った。一方、失業率は8月の4.1%から4.2%に上昇した。クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、今回の雇用統計が最近の労働市場の動向と概ね一致していると指摘した。政策当局者は10月27~28日の会合までに、さらに多くの情報を得る見通しである。米連邦準備制度は先月、政策金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き上げ、3.75~4.00%とした。年内にもう一段の利上げも予想していたが、ハマック総裁や他の当局者の発言からは、10月に動く可能性は低いことが示された。雇用者数の伸び悩み、労働力人口の増加、解雇の少なさは、雇用が広範に縮小しているというより、採用も解雇も少ない労働市場との見方を裏付けた。