韓国のサイバーセキュリティー企業アンラボは10月2日、新韓銀行、KB国民銀行、ハナ銀行に関係するアカウント乗っ取り攻撃と情報流出を受け、安全対策を発表した。今回の事案は、流出した認証情報がクレデンシャルスタッフィングに使われる可能性を浮き彫りにした。クレデンシャルスタッフィングでは、自動化ツールを使い、使い回されたユーザー名とパスワードを銀行、小売り、ポータル、ソーシャルネットワークのアカウントで試す。アンラボは、サービスごとに異なるパスワードを使い、メールアカウントの安全確保を優先したうえで、多要素認証を有効にするよう消費者に助言した。情報流出の確認や補償、アカウント保護をうたう身に覚えのないメッセージ内のリンクは避け、金融サービスには公式アプリを使うか、ウェブサイトのアドレスを直接入力してアクセスするべきだとしている。生成AIや高度なスクリプトにより、こうした攻撃はより大規模かつ標的を絞ったものになっており、犯罪者は複数の情報源を組み合わせて被害の候補者を特定している。