シタデル・セキュリティーズ、ウルフ・リサーチに少数株取得 取引・調査事業を拡大へ

  • シタデル・セキュリティーズがウルフ・リサーチの少数株を取得し、顧客の取引を執行する。
  • ウルフのリサーチはシタデル・セキュリティーズの顧客に届く一方、取引条件は明らかにされていない。
  • ウルフは日本での野村とのリサーチ関係を維持しながら、株式・オプション取引の執行先を移す。

シタデル・セキュリティーズは、独立系リサーチ会社ウルフ・リサーチに少数株を取得する。同社への外部投資は初めてで、追加の取引フローを取り込み、株式調査の機能を加える狙いである。提携の一環として、シタデル・セキュリティーズはウルフの顧客の取引を執行し、自社顧客にウルフのリサーチを配信する。一方、ウルフは段階的に株式とオプションの取引執行をシタデル・セキュリティーズへ移す計画である。ウルフは日本での野村グループとのリサーチ関係を維持する。取引条件は明らかにされていない。今回の提携により、リサーチを取引やその他の金融サービスと組み合わせて提供する銀行が従来優位を占めてきた分野へ、シタデル・セキュリティーズの機関投資家向け事業の拡大が進む。エド・ウルフ氏が2008年に創業したウルフは、企業や株式、定量分析、マクロ経済、政策などに関するリサーチを提供しており、2025年のExtel全米リサーチ調査で6位にランクインした。

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