Circleは欧州委員会に対し、MiCAの準備資産要件を見直すよう要請した。ステーブルコイン発行者に商業銀行への預金を義務付けると、銀行の信用リスクやカウンターパーティーリスクにさらされると主張している。現行ルールでは、電子マネートークンの発行者は準備資産の少なくとも30%を銀行預金で保有する必要があり、重要なトークンでは60%に引き上げられる。Circleは流動性に基づく基準を求めているほか、複数発行の継続や、規制下にある外国の発行者を認定する枠組みも支持している。同社は、2023年にシリコンバレー銀行が破綻した際、準備資産の33億ドルが同行に保管されていたことで、USDCが一時的にペッグを外れた事例を挙げている。CoinMarketCapが2026年10月3日に報じたこの要請は政策論争を呼ぶものの、MiCA自体を変更するものではない。欧州委員会がより広範な改正を2027年に予定し、これに先立って制度を見直しているなかでの動きであり、欧州の監督当局はより厳格な監督を提唱している。Circleによると、時価総額上位25銘柄のステーブルコインでMiCAの規制対象となっているのは、USDC、EURC、USDGの3銘柄にすぎない。