米ウクライナ復興投資基金(URIF)は、重要鉱物、分散型エネルギー、蓄電を対象とする新規投資を承認した。サプライチェーンの強化とウクライナ経済の回復に向けた取り組みを前進させる。URIFはBGV Group Managementと共同プラットフォームを設立し、レアアース、ウラン、ベリリウム、ジルコニウムに関わる初期段階のマイニング事業を開発する。また、数千世帯への電力・暖房供給の復旧を目的とする分散型コージェネレーション・プラットフォームに出資し、ウクライナ6カ所で稼働するDTEKの200MW/400MWh蓄電システムには融資を行う。同システムは約60万世帯分に相当する電力を2時間供給でき、米国のエネルギー技術を採用している。今回の承認は、URIFが初期資本基盤を確立して運用を開始してから1年後に行われた。同基金は3月、先端技術企業のSine Engineeringへの初の投資を実施している。URIFは、復興、サプライチェーンの強靭化、共通の経済安全保障に向け、米国、ウクライナ、両国と足並みをそろえる民間資本を呼び込むために設計されていると説明した。これまでの報道では、鉱物プラットフォームの価値は約3000万ドル、同基金の6事業に対する総コミットメントは約7000万ドルとされていた。