Zcash ETF、週間流出9356万ドルで上場来最大の損失

  • グレースケールのZCSHでは9356万ドルが週間流出した。
  • 9月30日には3025万ドルが同ファンドから流出し、10月2日には2693万ドルが続いた。
  • ZCSHはグレースケールZcashトラストからの転換を経て、2026年8月25日に上場した。

グレースケールのZCSHは、米国上場初の現物Zcash ETFとして、2026年8月25日にNYSE Arcaへ上場して以来、週間流出額が9356万ドルに達し、最大の損失を記録した。同ファンドは既存のグレースケールZcashトラストから転換されたもので、9月中旬までに累計純流入額は当初2億7100万ドルに達し、9月18日終了週には9820万ドルが流入した。現物仮想通貨ETFの取引高に占める割合はピーク時に32.5%に達し、保有量はZEC総供給量の約3.5%に相当した。9月下旬から10月初旬にかけて償還が強まり、9月30日には3025万ドル、10月2日には2693万ドルが流出した。累計純流入額は約2億6800万ドルから2億1256万ドルに減少し、運用資産残高は9月の推定ピーク時の9億1500万ドルから9億7900万ドルへ減少した後、10月初旬には約7億5100万ドルとなった。ZECはETF上場後に一時1500ドルを上回ったが、その後は下落した。グレースケールは3対1の株式分割を発表しており、基準日は9月28日、分割調整後の取引開始は9月30日となる。ZCSHの経費率は2.5%。今後は、日次の償還額が2600万ドルから3000万ドルの間で続くか、ZECが運用資産残高を支えられる水準まで安定するか、株式分割によって流動性が改善するかが焦点となる。

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