ウッド氏・アックマン氏・バンク・オブ・アメリカ、AIのインフレ・市場影響を議論

  • キャシー・ウッド氏は、AIの推論コストが年率99.99%低下すれば、生産性向上を伴うディスインフレまたは穏やかなデフレを支える可能性があると述べた。
  • ビル・アックマン氏は、計算能力やエネルギー、インフラへのAI需要がインフレを持続させる可能性があると警告した。一方、バンク・オブ・アメリカはAI関連利益の集中を2000年以前のドットコム市場と比較した。
  • 米連邦準備制度は2026年9月16日、政策金利を3.75~4.00%に引き上げた。ウッド氏は、マネーサプライの伸び率5.7%と、世界のデータセンター向け資金調達の90%が米国にあることを指摘した。

ARKインベストのキャシー・ウッドCEOは、実質成長の加速や生産性向上、AIの推論コストが年率99.99%低下することにより、金利が上昇してもディスインフレまたは穏やかなデフレが生じる可能性があると主張した。ビル・アックマン氏はこれに対し、企業がAIから異例に大きな収益を得られると見込んでいるため、計算能力やエネルギー、インフラへの需要は高水準で推移する可能性があると反論した。一方、バンク・オブ・アメリカのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は、AI関連市場の利益が一部に集中している状況を、2000年のドットコムバブル崩壊前の時期と比較した。ウッド氏は、米10年国債利回りが過去の中央値に近く、米国のマネーサプライの伸び率が5.7%に近づいているにもかかわらず、インフレが再燃していないと指摘した。また、世界のデータセンター向け資金調達の90%が米国に集中していると述べた。米連邦準備制度は2026年9月16日、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、3.75~4.00%とした。ハートネット氏は、ハイパースケールクラウド企業の設備投資が来年、米GDPの3.5~4%に達する可能性があると述べた。

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