デービッド・ジョリー氏の陣営は、フロリダ州知事選で共和党の米下院議員バイロン・ドナルズ氏を相手に勢いを増しているが、深刻な資金力の差が、攻撃への反論や重要な有権者層への浸透を目指す民主党候補の能力を引き続き制約している。9月25日時点で、ドナルズ氏と同氏に足並みをそろえる政治委員会は1億3400万ドル超を調達したのに対し、ジョリー氏は1660万ドルにとどまった。木曜日時点で、ジョリー氏と民主党がテレビ広告向けに確保していた資金はわずか300万ドルだった。最近の世論調査はまちまちで、ドナルズ氏が僅差でリードしていると示す調査がある一方、接戦を示す調査もある。トランプ大統領はドナルズ氏を支持し、元司法長官のエリック・ホルダー氏はジョリー氏を支持した。選挙戦が接戦となるなか、市場では民主党候補が勝利する見込みが小幅に上昇している。民主党は生活費、ヒスパニック系有権者のトランプ氏離れ、フロリダ州が抱える不動産保険問題、最近の地方選挙や補欠選挙での民主党の躍進をめぐり、勝機があるとみている。ただ、同党は他の激戦州をおおむね優先してきた。この選挙戦は、2028年大統領選への影響と、民主党が長期的に選挙人270人を獲得する道筋を占ううえでも注目されている。