USDCとEURCの発行体であるサークルは、外国ステーブルコインに関する暗号資産市場規制(MiCA)のルールを改正するよう欧州委員会に要請した。一方、欧州証券市場監督局(ESMA)は、MiCAの適用要件を満たさないステーブルコインに関連する、認可対象となり得るすべての暗号資産サービスを禁止する案を示した。サークルは、外国発行体の承認制度、複数地域での発行の継続、商業銀行への準備資産預金の義務をより柔軟な流動性要件に置き換えることを支持している。ESMAの案では、規制対象が募集と取引にとどまらず、カストディと移転にも拡大する。取引ペアが廃止された後、認可業者が既存残高を保管したり移動したりすることも妨げられる可能性がある。ESMAが2026年9月30日に提出した文書は政策提言であり、成立した法律ではない。実施日や出金の例外、事業縮小・終了の仕組みも定めていない。サークルによると、時価総額上位25銘柄のステーブルコインのうち、MiCAの規制対象となっていたのは3銘柄 בלבדで、USDCとEURCがそのうちの2銘柄だった。ESMAは、より広範なサービス規制がなければ、格差や規制アービトラージが生じる可能性があると指摘した。法改正を行う場合、新たな規制と顧客資産の返還に関するMiCA上の義務を整合させる必要がある。