現代自動車グループは全固体電池に投資している。全固体電池は、従来のリチウムイオン電池で可燃性の液体電解質を使う代わりに、固体材料を用いる技術である。熱への耐性や耐久性、エネルギー密度の向上につながる可能性があり、電気自動車(EV)の1回の充電当たりの航続距離を約500~600kmから1000km超へ伸ばせる可能性がある。現代自動車グループの研究開発責任者(社長)マンフレート・ハラー氏は、同社が開発競争に加わり、主導権を確保するため投資を続けなければならないと述べた。現代自動車の電池内製化戦略は、電池セルの仕様や構造を対象とする一方、量産は外部メーカーが担う。トヨタ、ホンダ、BYD、吉利もこの技術に取り組んでいるが、製造工程の難しさ、高い初期コスト、原材料費を巡る未解決の問題が商用化を遅らせる可能性がある。CATLの曾毓群会長は、この技術は9段階の成熟度評価でなお第4段階にあると述べた。