ビットコインは、米雇用指標の弱さを受けて一時約8万7000ドルまで上昇した後、8万5000ドル近辺で週を始めた。米国債利回りの高止まりは、仮想通貨やその他の投機性資産にとって引き続き最大のマクロリスクとなっている。米株先物は日曜夜の時点で小動きだった。ダウ工業株30種平均、S&P500種株価指数、ナスダック総合指数は金曜に上昇し、ナスダックは過去最高値を更新、エヌビディアも日中の史上最高値を付けた。投資家は、月曜発表のISMサービス業景況指数、水曜のFRB議事要旨、金曜発表予定のミシガン大学消費者信頼感指数速報値に加え、390億ドルの10年物米国債のリオープン(追加発行)に注目している。9月の雇用者数は2万9000人増にとどまり、予想の9万人増を下回った。失業率は4.2%に上昇し、目先の追加利上げ懸念は和らいだものの、市場はインフレ指標や景気動向を示すデータに敏感な状態が続いている。10年物米国債利回りは最近5.34%に達し、約24年ぶりの高水準となった。FRBが政策金利を据え置いたとしても、借り入れコストの上昇は引き続きリスク資産のバリュエーションを圧迫する。コンステレーション・ブランズ、リーバイ・ストラウス、ペプシコ、デルタ航空の決算も発表される予定で、10月13日のJPモルガン決算が非公式な決算シーズンの幕開けとなる。