米EIA、イラン戦争で2026年ブレント予想を約98ドルへ8%引き上げ

  • EIA、輸送が混乱するなか2026年と2027年のブレント原油予想を引き上げ
  • 2026年のブレントは1バレル当たり98ドル、従来予想を8%上回る見通し
  • イランを除く湾岸産油国の原油輸送量、9月に戦前水準の81%超まで回復

米エネルギー情報局(EIA)は、世界の在庫が減少し、ディーゼル市場が逼迫するなか、米イスラエルによる対イラン戦争がホルムズ海峡の輸送を混乱させていることを受け、2026年と2027年の原油価格予想を引き上げた。2026年の北海ブレント原油は、EIAの従来予想を8%上回る平均約98ドルとなる見通しで、第4四半期は105ドルと予想している。米国の小売ディーゼル価格は、先月に過去最高値を記録した後も、10月は1ガロン当たり6ドルを上回る水準が続く見込みだが、2027年には約4.50ドルまで緩和するとみられる。EIAは、中東の生産と輸出が、サウジアラビアの東西パイプラインや「ダーク・トランジット」などの代替ルートを通じて徐々に回復すると予想している。2027年のブレント価格は、平均84ドルとなる見通しである。

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