Meta・シエラ、AI商取引向け「パーソナル・エージェント・プロトコル」発表

  • シエラとメタが、6社の創設パートナーとともに「パーソナル・エージェント・プロトコル」を立ち上げた。
  • OAuthが権限を管理し、企業は機能を制御してエージェントの活動を監視できる。
  • バージョン0.1は10月後半の公開を予定している。

メタとAIスタートアップのシエラは、個人向けAIエージェントと企業のやり取りに関するオープン標準「パーソナル・エージェント・プロトコル」を立ち上げた。創設パートナーにはGenesys、Instinct、Rocket、Shopify、Stripe、Walmartが名を連ねる。このプロトコルは認証にOAuthを利用し、ユーザーはエージェントにアカウントの読み取りまたは書き込み権限を付与できる。企業はウェブサイト、API、自社のエージェントを通じて利用可能な機能を管理し、エージェントの活動を監視できる。バージョン0.1は10月後半の公開を予定している。今回の取り組みは、メタの「Muse」やInstinctなどのエージェントの利用が広がる一方、各社がエージェント主導の商取引向けインフラを競って開発する中で始動した。約3億人が利用し、約100万の加盟店と接続するStripe Linkでは、2026年9月下旬までの1カ月間にエージェントによる購入が38倍に増加した。メタは2026年9月8日、Stripe Linkと統合した初の個人向けエージェントとして「Muse」を立ち上げ、その後Shopifyの決済サービス「Shop Pay」とペイパル(PayPal)を追加し、購入保護機能も導入した。WalmartとShopifyは「ユニバーサル・コマース・プロトコル」にも参加している。一方、StripeはOpenAIやTempoとも別のプロトコルを開発しており、市場は分断された状態にある。

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