米国株は2026年10月8日、原油価格の急騰でインフレと金利を巡る懸念が再燃し、半導体株主導でテクノロジー株が売られるなか、まちまちで取引を終えた。ナスダック総合指数は345.35ポイント(1.25%)安の2万7193.34、S&P500種指数は0.47%安の7765.36となった。一方、ダウ工業株30種平均は0.10%高の5万1231.64だった。ナスダックが過去最高値で引けてから2営業日後の下落となった。今年80%超上昇していた半導体株は、OpenAIの年換算売上高が同社が以前示唆していた数字を200億ドル下回るとするフィナンシャル・タイムズの報道を受けて下落した。OpenAIはその後、年換算の売上高ペースが500億ドルだと説明した。期近のWTI原油と北海ブレント原油はそれぞれ3.6%高、4.1%高で取引を終えた。ホルムズ海峡での船舶攻撃と、ハリケーンに伴う米国の原油生産削減が材料となった。米国産原油はイラン戦争下で今年60%超上昇しており、インフレ圧力を強めている。米連邦準備制度は9月、2023年7月以来初めて利上げを実施した。市場では12月の利上げ確率が69.2%に織り込まれる一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事は、さらなる利上げが必要になる可能性が高いものの、実施時期には柔軟性があると述べた。