ベッセント米財務長官は国内の公務を理由に、来週バンコクで開かれる国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次会合を欠席すると、米政府当局者が明らかにした。財務省代表団はフランシス・ブルック財務副長官と、国際問題担当のエリン・ブラウン財務次官が率いる。米国は、構造的な不均衡や政府債務の透明性、より実効性の高い債務管理基準に対応する政策を推進する一方、IMFと世界銀行には本来の使命と経済の安定に注力するよう求める方針である。ベッセント氏の欠席は、指標となる米国債利回りが約25年ぶりの高水準に達し、中東での戦争に関連したエネルギーショックが世界の成長を圧迫するなかで決まった。ベッセント氏は昨年、南アフリカで開かれたG20会合を欠席したが、12月にマイアミで開催されるG20首脳会議には出席する見込みである。