ステランティスは、手頃な価格のEV(電気自動車)を中心とする幅広い新製品攻勢を携え、パリ・モーターショーに復帰する。シトロエンは「2CV」を復活させるコンセプトカーを披露し、2028年の投入が見込まれる欧州生産モデルを予告した。同社は、量産車とともに9つのコンセプトのうち6つを発表。DS、フィアット、ランチア、オペル、中国の提携先リープモーターからは世界初公開モデルも登場した。アントニオ・フィローサ最高経営責任者(CEO)はこのイベントを活用し、数十の新モデル投入やコスト削減、中国企業との協力深化を盛り込んだステランティスの2030年戦略をアピールしている。北米と欧州で市場シェアと収益性が2年間にわたり低下するなか、投資家はなお納得していない。同社株は最近、ステランティス発足後の最低水準となる3.81ユーロまで下落した。