ブラックロック・インベストメント・インスティテュートは、米国債に対する約6年にわたるアンダーウエートを解除し、短期国債をオーバーウエートに引き上げた。長期米国債もアンダーウエートからニュートラルに引き上げた。米国債利回りが5%を上回り、債券のインカム収入の魅力が高まったことが背景にある。ブラックロックは米国株もオーバーウエートからニュートラルに引き下げ、米政府機関系モーゲージ担保証券への配分も縮小した。同研究所は、金利スワップ市場が米連邦準備制度による金融引き締めを過大に織り込んでいる可能性があると指摘した。市場では今後12カ月間に少なくとも75ベーシスポイントの追加利上げが織り込まれているという。人工知能(AI)インフラ投資によって資本・資金調達需要が高まる中、短期的には株価変動が拡大する可能性があるとしつつ、AIに対する長期的な見方は引き続き前向きとした。