日本の9月企業物価、伸び率6.8%に鈍化 日銀利上げ後

  • 日本の9月企業物価指数は前年同月比6.8%上昇し、市場予想と8月の伸び率である7.6%を下回った。
  • 日本の10年国債利回りは約3%に低下し、約3週間ぶりの低水準となった。
  • 物価上昇が根強く、10月の利上げ観測が後退する一方、日銀の12月または1月の利上げ観測は維持された。

日本の9月の企業物価指数は前年同月比6.8%上昇し、8月の7.6%から鈍化した。2025年5月以来で最大の減速となったほか、投資家が引用した市場予想の7.6%も下回った。前月比では0.3%低下し、2カ月連続の下落となった。日銀が先月利上げした後、企業の原材料コストが一部落ち着いていることを示唆する。日本の10年国債利回りは火曜日、世界的な国債利回りの低下を背景に約3%へ低下し、約3週間ぶりの低水準となった。最近の政府債務の売りが勢いを失いつつあることが示された。コメ価格の低下を受けて農林水産物価格が前年から13.3%下落した一方、政府の補助金により石油・石炭製品の物価上昇率は11.5%に鈍化した。物価上昇圧力は根強く残った。今回のデータにより、10月30日に日銀が利上げする圧力は低下したが、市場では12月または1月の利上げの可能性がなお織り込まれている。植田和男総裁は、今後の利上げ判断は、企業物価の上昇が消費者物価にどの程度波及し、消費に影響するかに左右されると述べた。日銀の短観では、企業の長期的な物価上昇率見通しは2.5%となり、2.6%から低下した。

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