NTTデータグループは、Anthropicが日本で初めて専用利用するデータセンターを大阪に建設する計画について、最終段階の協議に入っている。建設費は最大1兆円、63億ドルに達する可能性がある。施設の受電容量は最大500MWとなる可能性があり、早ければ2028年にも一部稼働を開始する見通しである。NTTデータとAnthropicは、3月31日に終了する2026会計年度末までの合意締結を目指しているが、交渉はまだ完了していない。Anthropicがアンカーテナントとなる見込みで、米人工知能(AI)企業に日本国内の専用インフラを提供することになる。今回の計画は、NTTが2033会計年度までに国内データセンターのIT電力容量を現在の約300MWから約1GWに拡大する、90億ドル超の投資を伴う計画の一環である。NTTは2026年4月、関西圏に30MWの京阪奈OSK11データセンターを開設し、低遅延のAIワークロードを支えるAI-Optimized Wide-area Network(AIOWN)の展開を進めている。生成AIの計算需要が利用可能な容量を上回る中、日本ではデータセンターインフラの拡充が進んでいる。最終的な費用、容量、スケジュールは、交渉の結果、電力の確保、機器の供給、許認可の状況に左右される。NTTはコメントを控え、NTTグループからは直ちにコメントを得られなかった。