Coinbase、cbDOGEとcbXRPをBaseチェーン上のERC-20トークンとして導入

Coinbaseは、XRPとドージコインのラップ版であるcbXRPとcbDOGEを、Base Layer 2 Ethereumネットワーク上で立ち上げ、両資産のDeFi相互運用性を向上させた。

ETH
XRP
DOGE

要約

Coinbaseは、Base Layer 2 Ethereumネットワーク上でcbDOGEとcbXRPを立ち上げ、最初の24時間で約700万ドル相当のトークンを発行した。両トークンは、保管されているXRPとDOGEによって1:1で裏付けられ、DeFiアプリケーションでの利用が促進される。現時点で、cbXRPの時価総額は約487万ドルで348人の保有者がいるのに対し、cbDOGEの時価総額は約175万ドルで179人の保有者がいる。Baseは現在、約36億ドルの預かり資産(TVL)を誇り、Layer-2チェーンの中で最高の市場シェアを占めている。

用語解説
  • ERC-20: Ethereumブロックチェーン上でトークンを作成するための標準であり、相互運用性とさまざまなプラットフォームとの統合の容易さを実現する。
  • Baseチェーン: ユーザーの取引速度を向上させ、コストを削減するために設計されたCoinbaseのLayer 2ソリューション。
  • ラップトークン: 本来存在しない環境でオリジナルの資産を表すトークンであり、さまざまなプロトコルとの互換性を可能にする。