欧州銀行監督機構(EBA)は、Circle Internet Financial Europe SASのUSDCを、暗号資産市場規則(MiCA)に基づく欧州連合(EU)初の重要な電子マネートークン(EMT)に指定した。この分類により、EBAとフランス健全性監督・破綻処理機構(ACPR)が共同でステーブルコインを監督する。2026年11月12日から、USDCの自己資本、準備資産、流動性、回復・償還計画に関する要件はEBAが所管する一方、ACPRはコーポレートガバナンス、適格持ち分、外部委託、利益相反に関する監督を維持する。EBAによると、EUでは45のEMTがMiCAに基づく通知を完了している。USDCの時価総額は730億ドルで、テザーのUSDtの1840億ドルに次ぐ2位のステーブルコインである。この指定は、EU域内の発行体が規制対象となるドル連動型ステーブルコインの普及を推進するなかで行われた。一方、欧州中央銀行はデジタルユーロを模索している。2020年に初めて提案され、法整備とパイロットプログラムを経て、2029年に発行される可能性がある。