Dell Technologiesの株価は2026年10月14日、11.6%下落して約506ドルで引けた。バークレイズが投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ、目標株価も603ドルから574ドルに下方修正したことが背景にある。売りはAIインフラ関連企業全体に波及し、市場価値は推定800億ドル失われた。金利上昇、資金調達コストの増加、メモリー価格の正常化、割高なバリュエーションが、今後の成長への懸念を強めたためである。モルガン・スタンレーのCIO調査では、3年間のベンダー支出意向でDellが31%と首位となり、Hewlett Packard Enterpriseの28%、Pure Storageの22%を上回った。ただし、支出を支えているのは新たな企業向けAI需要の急増というより、設備価格の上昇と2027年からの購入前倒しであることも明らかになった。Dellの直近決算では、会計年度第2四半期の売上高が470億ドル、インフラソリューション部門の売上高が前年同期比89%増、四半期のAIサーバー売上高が164億ドル、AIサーバー受注残高が過去最高の950億ドルとなった。モルガン・スタンレーはDellの投資判断を「イコールウエート」で据え置き、目標株価を511ドルとした。一方、市場全体のコンセンサスは引き続き「やや買い」で、平均目標株価は約598ドルだった。