Dell主導、AIインフラ株急落 企業支出見通しが割高リスク覆い隠す

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  • バークレイズはDellの投資判断を「イコールウエート」に引き下げ、目標株価を603ドルから574ドルに下方修正した。株価は2026年10月14日、11.6%下落して約506ドルとなった。
  • モルガン・スタンレーのCIO調査では、Dellの3年間の純支出意向が31%となり、HPEの28%、Pure Storageの22%を上回った。見通しの大部分は、価格上昇と購入の前倒しに支えられている。
  • DellのAIサーバー受注残高は過去最高の950億ドルとなったが、CIOの70%超は、2028年までにサーバー、ストレージ、PCの予算が横ばいまたは減少すると予想している。

Dell Technologiesの株価は2026年10月14日、11.6%下落して約506ドルで引けた。バークレイズが投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ、目標株価も603ドルから574ドルに下方修正したことが背景にある。売りはAIインフラ関連企業全体に波及し、市場価値は推定800億ドル失われた。金利上昇、資金調達コストの増加、メモリー価格の正常化、割高なバリュエーションが、今後の成長への懸念を強めたためである。モルガン・スタンレーのCIO調査では、3年間のベンダー支出意向でDellが31%と首位となり、Hewlett Packard Enterpriseの28%、Pure Storageの22%を上回った。ただし、支出を支えているのは新たな企業向けAI需要の急増というより、設備価格の上昇と2027年からの購入前倒しであることも明らかになった。Dellの直近決算では、会計年度第2四半期の売上高が470億ドル、インフラソリューション部門の売上高が前年同期比89%増、四半期のAIサーバー売上高が164億ドル、AIサーバー受注残高が過去最高の950億ドルとなった。モルガン・スタンレーはDellの投資判断を「イコールウエート」で据え置き、目標株価を511ドルとした。一方、市場全体のコンセンサスは引き続き「やや買い」で、平均目標株価は約598ドルだった。

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