AI運用ETF、運用額わずか3000万ドル 運用会社が人手に頼らない投資を試行

  • ファンド運用会社は、調査や銘柄選定にAIボットを使うETFを立ち上げた。
  • 完全にAIが管理する5本未満のETFが、合計で3000万ドルを運用している。
  • マーサーの調査対象となった資産運用会社の91%が、今年はAIポートフォリオツールの利用を増やす計画だった。

少数のファンド運用会社が、調査や銘柄選定を自動化するためAI運用ETFを活用している。アルゴリズムは人間より速くデータを処理し、人間の感情や認知バイアスを回避できると見込んでいる。5本に満たないこうしたファンドの運用額は合計で約3000万ドルにとどまり、ETF業界全体の約17兆ドル近くと比べて極めて少ない。初期の運用成績は概してS&P500を上回っているものの、アドバイザーやアナリストは、運用実績の短さ、高い手数料、相場下落局面でのパフォーマンスはまだ検証されていないと警告している。人間の監督を残しつつ、定量分析やリスク監視にAIを使うAI強化型ETFも増えている。マーサーによると、調査対象となった資産運用会社の91%が、今年はAIベースのポートフォリオ管理ツールの利用を増やす計画だった。

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