パイパー・サンドラー・カンパニーズとペレラ・ワインバーグ・パートナーズは、実現すれば時価総額約60億ドルの独立系投資銀行となる株式交換による合併案を巡る協議を打ち切った。事情に詳しい関係者によると、両社は財務・人事条件で合意できなかった。ペレラ・ワインバーグ株は19.1%安の13ドルで取引を終えた一方、パイパー・サンドラーは0.96%高の64.5ドルとなった。英フィナンシャル・タイムズ紙が協議決裂を最初に報じた。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は先月、当時の時価総額が約14億ドルだったペレラ・ワインバーグの買収をパイパー・サンドラーが検討していると報じていた。パイパー・サンドラーは2020年1月、パイパー・ジャフレーとサンドラー・オニールが4億8500万ドルで合併して設立され、中堅企業向けのアドバイザリー業務を専門としている。対象分野は金融サービス、ヘルスケア、エネルギーなどである。ペレラ・ワインバーグはジョセフ・ペレラ氏、ピーター・ワインバーグ氏、テリー・メギッド氏が2006年に設立した。2021年にはベッツィ・コーエン氏が支援する特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場し、取引価値は約9億7500万ドルだった。