土曜日、数万人がポルトガルの首都リスボン中心部を行進し、生活費の上昇と深刻化する住宅危機に抗議した。中道右派政権への圧力は一段と強まっている。ポルトガル最大の労組、ポルトガル労働者総連合(CGTP)は数万人がデモに参加したと発表したが、警察は人数を推計していない。参加者らは、賃金の伸びが住宅費や食料品、燃料費の上昇に追いついていないと訴えた。9月のインフレ率は3.6%に達し、燃料価格は前年同月比で15%上昇した。一方、住宅価格は2017年以降2倍を超え、新規契約の家賃はほぼ倍増している。デモに先立ち、ポルトでは住宅活動家が設置したテント村が警察に排除されるなど、抗議の動きが広がっていた。政府は、対策はすでに実施しており、街頭デモに政策を左右されることはないと述べた。